契約期間によっては入社後に寮を利用できることがある
期間工は、正社員とは違って雇用契約の期間が半年から一年程度に設定されていますが、大手メーカーの工場をはじめ待遇面で不満を感じることなく働けるところも多くあります。また、契約期間の長さによって、入社後に正社員と同じ寮を利用できる工場もあるため、生活費をなるべく節約したい人は寮付きの期間工の求人に目を向けるのがおすすめです。最近では、三か月程度の短い契約であっても、全ての期間工を対象に寮の提供を行っているメーカーもあり、年齢に関係なく多くの求職者から注目が集まっています。なお、期間工の大量募集が行われている工場においては、入社後にすぐに寮に入れる人の数が制限されることもあるため、採用説明会や面接の時に担当者の説明を聞くことが大事です。
早番や夜勤の回数が多い現場では高額の手当が支給される
自動車や家電製品、機械類などを扱う工場は、それぞれの工場を運営する会社の方針や製造計画、スタッフの配置などによりますが、早番や夜勤の回数が多いところが目立ちます。こうした工場で期間工として働く場合には、高額な業務手当が支給されることがあり、出勤日数や労働時間によるものの、正社員とあまり変わらない収入を得ることも可能です。期間工の待遇改善に努めているメーカーの中には、各地の工場内の期間工を対象に各種手当の金額をアップしたり、早番や夜勤を多くこなした人を表彰したりしているところもあります。そこで、変則的な勤務が苦にならない人は、早番や夜勤をメインに担当できる工場の期間工の求人をチェックしてみると良いでしょう。
期間工の求人は、今働いている人の期間満了に合わせて、1年に2回、春と秋におこなわれることが多いといえます。ほかに需要増などによって不定期に求人があることもあります。