ライン作業が辛いと感じる可能性あり
メーカーによって多少の違いはありますが、期間工として雇われた場合は一般的にプレスや溶接、塗装、鋳造や組立などを担当する事になります。重いものを持ち運んだり、溶接なら熱さとの闘いになります。また期間工と言えば、ライン作業と呼ばれる流れ作業に就くことも多いです。単純作業ではありますが、ラインのスピードに慣れるまでには時間を要するかもしれません。そもそもラインのスピードは決まっており、秒単位で商品が流れてきます。つまり、もし作業が間に合わなければ全体に迷惑をかける事になるのです。数週間もすれば仕事にも慣れて作業のコツも掴めますが、今度は単純な作業が辛くなってきます。毎日同じ作業の繰り返しで時間が経つのも遅く、仕事が楽しくないと感じるかもしれません。
人間関係で揉めると居づらくなる
期間工は寮が完備されていることが多いです。無料か格安で利用出来るのが魅力ではありますが、共同生活に慣れていない人は苦痛を感じるかもしれません。大半は個室になっているものの、食堂やお風呂、トイレなどは共同になっており、自由に好き勝手に使う訳にはいかないのです。また部屋ごとに仕切られている壁も薄いので、隣からの雑音に悩まされることもあります。トイレやお風呂を使う順序、廊下を歩く音などはトラブルになりやすく、一度険悪な状態になってしまうと修復も難しくなります。寮だけの付き合いなら、なるべく顔を合わせないように過ごせば良いのですが、工場にて同じ作業を担当しているのであれば、仕事自体もしづらくなってしまいます。
期間社員は期間従業員とも言い、働く期間が限定されています。派遣社員とは異なり企業が直接雇用するのが特徴です。